内藤 真理子

国際教育センター准教授

学位

  • 修士(応用言語学), 明海大学大学院 応用言語学研究科

研究キーワード

  • ディベート
  • 初年次教育
  • 作文教育
  • アカデミック・ジャパニーズ
  • 会話分析
  • 日本語教育

研究分野

  • 人文・社会, 日本語教育

経歴

  • 2019年10月 - 現在
    電気通信大学, 国際教育センター, 准教授
  • 2017年04月 - 2019年08月
    神田外語大学 留学生別科, 講師
  • 2013年04月 - 2017年03月
    関西学院大学, 日本語教育センター, 日本語常勤講師
  • 2008年04月 - 2013年03月
    立命館大学, 国際教育推進機構, 嘱託講師
  • 2007年10月 - 2008年03月
    玉川国際学院, 非常勤講師
  • 2007年10月 - 2008年03月
    キノシタ学園日本語学校, 非常勤講師
  • 2004年08月 - 2007年07月
    ダマスカス大学, 人文学部 日本語学科, 客員講師(国際交流基金派遣ジュニア専門家)
  • 2002年04月 - 2004年03月
    日本マレーシア高等教育大学連合Japanese Associate Degree Program, 専任講師
  • 1998年11月 - 1999年08月
    MIRAERO外国語学院, 専任講師
  • 1997年10月 - 1998年09月
    延世外国語学院, 専任講師
  • 1996年10月 - 1997年09月
    時事外国語学院, 専任講師

学歴

  • 2000年04月 - 2002年03月
    明海大学, 応用言語学研究科, 応用言語学専攻 言語教育コース, 日本国

委員歴

  • 2022年04月 - 現在
    事務局, 日本語教育方法研究会
  • 2019年04月 - 現在
    研究大会委員, 社会言語科学会, 学協会
  • 2016年04月 - 現在
    幹事, アカデミック・ジャパニーズ・グループ研究会, その他
  • 2014年04月 - 2022年03月
    運営委員(会誌担当), 日本語教育方法研究会, その他

受賞

  • 受賞日 2017年05月
    日本語教育学会
    「アカデミック・ライティングにおける重複がもたらす冗長性を回避するための方策:卓立性・結束性・論理性・一貫性の観点からの分析」
    2016年度『日本語教育』論文賞, 内藤 真理子;小森万里

論文

  • 日本に関する身近な疑問を題材にした初級レベルからの話し合い活動
    中野 陽, 内藤 真理子
    日本語教育方法研究会誌, 23巻, 1号, 掲載ページ 46-47, 出版日 2016年09月
    研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 日本語
  • 作文・レポート教材における重複と省略に関する記述の分析
    内藤 真理子
    アカデミック・ジャパニーズ・ジャーナル, 8号, 掲載ページ 65-73, 出版日 2016年07月
  • 関西在住短期留学生の方言意識と習得意欲
    高村めぐみ; 内藤 真理子
    関西学院大学日本語教育センター紀要, 関西学院大学日本語教育センター紀要委員会, 5号, 掲載ページ 23-30, 出版日 2016年03月, 査読付
    日本語
  • アカデミック・ライティングにおける重複がもたらす冗長性を回避するための方策:――卓立性・結束性・論理性・一貫性の観点からの分析――
    内藤 真理子; 小森 万里
    日本語教育, 公益社団法人 日本語教育学会, 164巻, 0号, 掲載ページ 1-16, 出版日 2016年, 査読付,

    学部留学生が書いたレポートの中に不要な語や表現の重複があることにより,読み手に稚拙な印象を与えることがある。重複を回避するためには,学生の気づきを促す指導を行うことが有効であると考える。しかし,作文教材を調査したところ,重複が十分には扱われていないことがわかった。このことから,アカデミック・ライティングの授業において重複が積極的に取り上げられていないことが推測される。そこで,重複回避を意識したライティングの指導ができるよう,その基礎研究として本研究を行うことにした。本稿では,まず,学部留学生のレポートから,複数の判定者によって重複と判定されたものを抽出し,次に,文レベル,談話レベル,およびその2つのレベルに関連する重複をみていくため,卓立性・結束性・論理性・一貫性の4つの観点を導入し,それぞれに関わる重複に分類し,分析・考察を行った。さらに,重複と判定されなかった文との比較も行った。


    日本語
  • 関西方言に対する短期留学生の意識調査
    高村 めぐみ; 内藤 真理子
    日本語教育方法研究会誌, 日本語教育方法研究会, 22巻, 2号, 掲載ページ 18-19, 出版日 2015年09月19日, In the 1990s, fervent debates on whether to promote the Kansai dialect in Japanese education did not reach a conclusion. However, the students' consciousness of the dialect may provide some information to resolve this problem. In this study, we conducted a questionnaire survey on the consciousness of elementary level and pre-advanced level foreign students regarding their short-term stay in Kansai. According to the results, regardless of their Japanese proficiency level, the students liked the Kansai region, had a strong learning motivation, and desired to study the Kansai dialect at universities and through natural learning.
    日本語
  • ディベートの論題選びについての実践報告
    内藤 真理子; 西村 由美; 竹内 茜
    筆頭著者, 日本語教育方法研究会誌, 22巻, 2号, 掲載ページ 32-33, 出版日 2015年09月
    研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 日本語
  • 教師によるディベートの講評談話の特徴
    西村 由美; 内藤 真理子; 竹内 茜
    日本語教育方法研究会誌, 22巻, 2号, 掲載ページ 44-45, 出版日 2015年09月
    研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 日本語
  • アカデミック・ライティングにおける一貫性とは:アカデミック・ライティングにおける一貫性とは:学習者・教員双方がレポート評価に利用できるチェックリストの提案
    小森万里; 内藤 真理子
    日本語/日本語教育研究, 6巻, 掲載ページ 205-220, 出版日 2015年05月, 査読付
  • 作文の自己修正を促すための教師フィードバックとピア・レスポンス : 自律的な書き手となることを目指した中級日本語作文授業の実践報告
    内藤 真理子; 中野 陽
    日本語教育方法研究会誌, 日本語教育方法研究会, 21巻, 1号, 掲載ページ 100-101, 出版日 2014年03月15日, The paper reports on the practices of writing classes, which was comprised of teachers' feedback and peer response, for students aiming to become autonomous writers in intermediate-level writing classes. Teachers' feedback includes 1) indication errors by highlighting, 2) indication errors and suggestions for improvement by comments, 3) advice about the assignment as a whole, and 4) evaluation by rubric. Peer response, which is mentioned in this paper, is based on a comprehension quiz. By comparison between a first draft and a second draft, a follow-up interview, and answers from a comprehension quiz, we will discuss the effectiveness of this practice.
    日本語
  • 聞き手に寄り添うことを意識するための試み
    内藤 真理子
    日本語教育方法研究会誌, 日本語教育方法研究会, 20巻, 1号, 掲載ページ 86-87, 出版日 2013年, I used "Bibliobattle" for listening and oral expression classes in order to have students consider the knowledge, background and interests the audience may have. In the battle, the audience choose the "Champion Book" as the one they most want to read. Therefore students must prepare the contents of their presentation while considering audiences. In this paper, using self-evaluation sheets and mutual evaluation sheets. I verify whether this battle is useful for their learning.
    日本語
  • どんな手助けがあればレポートの自己修正ができるのか:マーカー機能とコメント機能を使った作文指導の実践報告
    内藤 真理子; 小森 万里
    専門日本語教育研究, 専門日本語教育学会, 15巻, 0号, 掲載ページ 41-46, 出版日 2013年, 査読付, ライティング能力を向上させるためには、学生が自ら思考して自己修正 (以下、修正) を行うことが必要であると考える。本実践では、長期的にみたライティング能力の向上を目指し、Microsoft Wordのマーカー機能とコメント機能を組み合わせたレポートのフィードバック (以下、それぞれマーカーFB、コメントFB) を行い、学生に修正をさせた。そして、修正の成否をみることによって、マーカーFBとコメントFBの有効性を検証した。その結果、次のことがわかった。マーカーFBは引用表現の修正と、ねじれ文・語彙・書き言葉・文法の修正の動機づけに有効であった。また、コメントFBはアカデミック・ライティング特有の知識が必要な項目や、論理性や主張の明快さを支える項目に有用であった。
    日本語
  • 「聴解・口頭表現」の授業におけるディベートの取り組み : 批判的思考力育成を目指して
    内藤 真理子
    アカデミック・ジャパニーズ・ジャーナル, 4号, 出版日 2012年06月
  • 日本語中上級総合教材開発と改訂:短期留学生特有の課題達成に向けて
    内藤真理子; 小森万里; 髙橋旬子; 辻恵子
    立命館大学高等教育研究, 立命館大学教育開発推進機構, 12号, 掲載ページ 177-196, 出版日 2012年03月, 査読付
    日本語
  • アカデミック・ライティングの授業における学習項目を意識化させるための試み
    内藤 真理子
    日本語教育方法研究会誌, 日本語教育方法研究会, 19巻, 1号, 掲載ページ 14-15, 出版日 2012年, This paper reports on academic writing classes for university students. In some reports which were submitted as assignments, expected target learning items were unused and unlinked. After the first submission I checked the drafts against a list of items. Students were then given a detailed evaluation list of learning items to raise their consciousness and were asked to rewrite their reports referring to it and to highlight the items. As a result, in their final drafts the learning items were almost all used and the items were also linked.
    日本語
  • 聞き手への配慮を促すための「図形カード並べ」タスク
    内藤 真理子
    日本語教育方法研究会誌, 日本語教育方法研究会, 18巻, 1号, 掲載ページ 50-51, 出版日 2011年, The purpose of this paper is to introduce the task named "Figure card array," which makes students be aware of the audience when giving a presentation. As students unaccustomed to making a presentation tend to speak without paying enough attention to the audience, they often fail to make their points clear. When students listen to a speech, they understand the importance of paying attention to listeners, but they easily forget about this when they speak. The task I will introduce in this paper is useful in helping these students notice the difficulty of conveying their idea effectively without being aware of the audience.
    日本語
  • 短期留学生特有の問題解決に向けた教材開発の試み
    内藤 真理子; 小森 万里; 高橋 旬子; 辻 恵子
    日本語教育方法研究会誌, 日本語教育方法研究会, 18巻, 2号, 掲載ページ 2-3, 出版日 2011年, In this publication, a method for creating a language textbook that satisfies the needs of short-term language exchange students is described. The method involves the continual collection and assessment of class feedback to produce biannual text revisions. Key steps of the feedback process, including the avoidance of potential pitfalls and the interpretation of results, are discussed in detail. The method has proven successful in the creation of a textbook that maintains and stimulates student interest both within and outside the classroom.
    日本語
  • あいづちのスピーチレベルとそのシフトについて : 日本語母語話者と韓国人学習者の相違
    内藤 真理子
    世界の日本語教育. 日本語教育論集, 独立行政法人国際交流基金, 13巻, 掲載ページ 178-179, 出版日 2003年09月, 査読付
    日本語
  • 韓国語を母語とする日本語学習者の聞き手としての言語行動
    内藤 真理子
    明海大学大学院, 出版日 2002年
    学位論文(修士)

MISC

  • 学部一回生を対象としたアカデミック・ライティングの実践報告
    内藤 真理子
    出版日 2015年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 4号, 掲載ページ 83-83
  • 漢字ハンター
    薄井 良子; 内藤 真理子
    出版日 2015年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 4号, 掲載ページ 78-78, 日本語, 120005593853, AA12559610
  • リンクワードを使った話し合い
    薄井 良子; 手科 美保; 内藤 真理子
    出版日 2015年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 4号, 掲載ページ 76-76, 日本語, 120005593851, AA12559610
  • 学生による相互評価と自己評価 : 学習者オートノミーの向上を目指して
    薄井 良子; 大河内 瞳; 内藤 真理子
    出版日 2015年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 4号, 掲載ページ 70-70
  • 日本語 III
    内藤 真理子; 森本郁代
    出版日 2015年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 4号, 掲載ページ 47-48
  • 日本語 I ・日本語 II
    薄井 良子; 内藤 真理子; 長谷川 哲子
    出版日 2015年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 4号, 掲載ページ 45-46
  • 日本語 (聴解・会話)
    内藤 真理子
    出版日 2014年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 3号, 掲載ページ 35-35
  • 日本語 III ・ 日本語 IV
    長谷川 哲子; 内藤 真理子
    出版日 2014年03月, 関西学院大学日本語教育センター紀要, 3号, 掲載ページ 25-26
  • 聴解教材の作成
    内藤 真理子
    出版日 2004年02月, JAD日本語教育報告書2003
  • 地理を教える:日本文化論の一環として
    内藤 真理子
    出版日 2003年06月, JAD日本語教育報告書2002
  • 韓国人日本語学習者のあいづち習得:コーパスを用いた日本語母語話者との対照研究
    内藤 真理子
    出版日 2001年02月, 明海対照言語学論集, 1号

書籍等出版物

  • 大学生のためのディベート入門: 論理的思考を鍛えよう
    内藤 真理子; 西村 由美
    日本語, ナカニシヤ出版, 出版日 2018年09月, ISBN 9784779513251

講演・口頭発表等

  • 遠隔授業でのアカデミック・ディベートの実践報告
    内藤真理子
    第52回アカデミック・ジャパニーズ・グループ定例研究会
    発表日 2021年02月13日
  • ディベートの反駁作成過程で見られたロジックの問題点
    内藤 真理子; 西村由美
    第25回大学教育研究フォーラム, http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2018/pdf/program_final.pdf
    発表日 2019年03月23日
  • ディベートの立論作成で見られたロ ジックの問題点と評価方法―三角ロ ジックを用いた実践をもとに―
    西村 由美; 内藤 真理子
    口頭発表(一般), 2018年度日本語教育学会秋季大会, http://www.nkg.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/09/18autumnprogram.pdf
    発表日 2018年11月25日
  • 論理的思考力の育成を目指したディベートの授業
    内藤 真理子; 西村 由美
    口頭発表(一般), 大学教育学会第40回大会, http://daigakukyoiku-gakkai.org/site/wp-content/uploads/2018/02/nl108-2.pdf
    発表日 2018年06月10日
  • 大学におけるディベートの論題の検討
    内藤 真理子; 西村 由美
    ポスター発表, 第23回大学教育研究フォーラム, http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2016/
    発表日 2017年03月19日
  • ディベートの論題選びについての実践報告
    内藤 真理子; 西村 由美; 竹内 茜
    第45回 日本語教育方法研究会, http://ci.nii.ac.jp/naid/110009985228
    発表日 2015年09月19日
  • 教師によるディベートの講評談話の特徴
    西村 由美; 内藤 真理子; 竹内 茜
    第45回 日本語教育方法研究会, http://ci.nii.ac.jp/naid/110009985234
    発表日 2015年09月19日
  • 作文の自己修正を促すための教師フィードバックとピア・レスポンス:自律的な書き手となることを目指した中級日本語作文授業の実践報告
    内藤真理子; 中野陽
    ポスター発表, 日本語, 第42回 日本語教育方法研究会, http://ci.nii.ac.jp/naid/110009804320
    発表日 2014年03月
  • 聞き手に寄り添うことを意識するための試み―ビブリオバトルを通して―
    内藤 真理子
    ポスター発表, 第40回 日本語教育方法研究会, http://ci.nii.ac.jp/naid/110009624459
    発表日 2013年03月10日
  • アカデミック・ライティングの授業における学習項目を意識化させるための試み
    内藤 真理子
    ポスター発表, 第38回 日本語教育方法研究会, http://ci.nii.ac.jp/naid/110009477883
    発表日 2012年03月
  • 短期留学生特有の問題解決に向けた教材開発の試み―中上級教材『きっとうまくいきますよ』の作成と
    内藤真理子; 小森万里; 髙橋旬子; 辻恵子
    口頭発表(一般), 第37回 日本語教育方法研究会, http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=jp&type=pdf&id=ART0009944953
    発表日 2011年09月
  • 聴解・口頭表現の授業におけるディベートの取り組み-大学での勉学に対応できる日本語力の向上を目指して-
    内藤真理子
    口頭発表(一般), 日本語教育学会研究集会-第10回-(中国地区)
    発表日 2009年
  • 韓国人日本語学習者のあいづち習得
    内藤 真理子
    口頭発表(一般), 横浜「言語と人間」研究会, http://sekky.tripod.com/0106naito.html
    発表日 2001年06月
  • JFL環境における韓国人日本語学習者のあいづち習得
    内藤真理子
    ポスター発表, 社会言語科学会 第8回社会言語科学会大会
    発表日 2001年

所属学協会

  • 大学教育学会
  • 日本語/日本語教育研究会
  • 専門日本語教育学会
  • 日本語プロフィシェンシー研究会
  • アカデミック・ジャパニーズ・グループ研究会
  • 日本語教育方法研究会
  • 社会言語科学会
  • 日本語教育学会
  • 中国語話者のための日本語教育研究会