Yiqun HU
| International Education Center | Associate Professor |
Researcher Information
Career
- Apr. 2025 - Present
The University of Electro-Communications, Center for International Programs and Exchange, 准教授 - Apr. 2024 - Mar. 2025
The University of Tokyo, College of Arts and Sciences, 非常勤講師 - Apr. 2023 - Mar. 2025
Hitotsubashi University, 国際教育交流センター, 非常勤講師 - Jun. 2022 - Mar. 2025
デジタルハリウッド大学, デジタルコミュニケーション学部, 非常勤講師 - Nov. 2022 - Jul. 2023
国立国語研究所, プロジェクト非常勤研究員 - Aug. 2019 - Jun. 2022
大連外国語大学, 日本語学部, 専任講師 - Apr. 2019 - Jul. 2019
Hitotsubashi University, Graduate School of Business Administration, 非常勤講師 - Jul. 2018 - Jul. 2019
J. F. Oberlin University, Institute for Japanese Language and Culture (Extension for Inernational Students), 非常勤講師 - Oct. 2013 - Sep. 2018
千代田国際語学院, 日本語講師 - Sep. 2015 - Mar. 2016
国立市立第三小学校, 日本語指導員 - May 2012 - Dec. 2014
フジ国際語学院, 日本語講師 - Apr. 2012 - Jul. 2012
台東区立御徒町台東中学校, 日本語指導員
Educational Background
Research Activity Information
Paper
- グループワークを取り入れた初級会話授業に対する評価―中国の大学の日本語学習者を中心に―
胡 芸群
『知性と創造』―日中学者の思考―, 14, 107-119, Jul. 2023, Peer-reviwed
Scientific journal - Trial of Japanese Language Classes Incorporating Skit Activities at a Chinese University : Interviews with Students Majoring in Japanese Language
胡, 芸群
一橋日本語教育研究, ココ出版, 11, 107-119, 31 Mar. 2023, Peer-reviwed, 本稿は，中国の大学日本語学部において，スキット活動を取り入れた初級会話授業を実施した実践報告である。24 名の日本語学習者を対象に，半構造化インタビューを行った結果，スキット活動に参加した当初，学習者は言語運用・産出能力不足を感じ，人前で話すことに苦手意識を持っていることが確認された。活動に参加する中で，学習者は，日本語の問題に直面した際に，あらゆるリソースを活用して，自ら問題を解決しようとする姿勢が窺えた。一学期間のスキット活動を通して，日本語のスキルの向上や話し方，聞き方に関する意識変容が確認され，また，スキット活動の遂行が，日本語で会話することへの自信づけや会話のモチベーションの向上につながっていることがわかった。本研究の結果から，学習者が主体的・能動的に学ぶことができる，コミュニケーションに力を入れた授業デザインが必要であると示唆された。
Scientific journal, Japanese - 试论自主学习能力在日语听力教学中的重要性
劉暁華; 胡芸群
高等日本語教育, 5, 25-37, Oct. 2020, Peer-reviwed
Scientific journal, Chinese - Analysis of a Chinese Japanese-Major Student's Participation in Academic Communities: From a Chinese University to the Graduate School of a Japanese University
HUANG Junjun; HUO Qinyu; TIAN Jiayue; HU Yiqun
国立国語研究所論集, 国立国語研究所, 14, 29-54, Jan. 2018, Peer-reviwed, 本稿では，中国から来日した一人の日本語専攻生Iさんを対象に，彼女が来日前及び来日後に参加した複数のコミュニティへの参加過程を分析した。調査はIさんに対して一年半に渡り，5回の半構造化インタビューを行い，そのデータをSCAT（Steps for Coding and Theorization）を用いて分析した。分析の結果，中国の大学の日本語授業とゼミ，日本の大学（院）の授業とゼミ，また，より大きな研究者コミュニティや学術コミュニティに参加することを通して，Iさんは学術コミュニティへの参加姿勢が能動的になったことが確認された。分析の結果に基づき，筆者らは学術コミュニティ間の移動が中国人日本語専攻生に何をもたらしたのかをアイデンティティ変容の側面から考察した。その結果，中国人日本語専攻生の持つ固有のアイデンティティに加え，日本語学習者と日本語使用者が統合された「日本語話者」，さらに大学院に進学することによるキャリア転換がもたらす「〇〇専門家」という多層なアイデンティティの獲得があったことが分かった。最後に，本調査結果を踏まえた日本語教育への提言として，「学習者と接する際の見方の転換」，「キャリア形成を踏まえた上での日本語教育」，及び「学びの実感を生み出す授業の工夫」という三つを指摘した。
Japanese - Development of research awareness among Chinese international students in graduate school: PAC analysis of international students in the Japanese language education major
HU Yiqun
JOURNAL OF TECHNICAL JAPANESE EDUCATION, The Society for Technical Japanese Education, 19, 49-56, 25 Dec. 2017, Peer-reviwed, In this paper, I investigated awareness of research and the manner of development of awareness of five Chinese international students who had completed graduate school, using PAC analysis. Analysis results confirmed international graduate students’ attitude towards active engagement in research. Furthermore, by actively talking about research and discussing with others in seminars, they obtained multifaceted viewpoints and were able to grasp research in a holistic way. The experience of two years of research activities and writing a thesis not only deepened understanding of research, but also saw the encouragement of self-development. On the other hand, in the early stages after admission to graduate school, students were hurt by comments from others, felt dissatisfaction, did not see the significance of discussion with others, and suffered a complex that their research was not proceeding smoothly. This suggests the need for consideration and understanding on the part of fellow students and supervisors to ensure that international graduate students can engage more effectively in research activities.
Japanese - 大学院で学ぶ留学生の研究に対する考え方に関する一考察 : PAC分析による事例研究—A Study on International Students' Attitude towards “Research” in Graduate School: Based on a Survey by PAC Analysis
胡 芸群
The Hitotsubashi journal for Japanese language education = 一橋日本語教育研究 / 一橋日本語教育研究会 編, ココ出版, 4, 117-125, 2015, Peer-reviwed
Japanese - Readers' evaluation of e-mail: Differences in evaluation viewpoints affected by readers' characteristics
HU Yiqun
一橋大学国際教育センター紀要, 一橋大学国際教育センター, 5, 81-91, 30 Jul. 2014, Peer-reviwed, 本研究は、中国人日本語学習者が書く日本語のメールを読み手がどのような観点で評価するかを調査したものである。評価者75名に8通の研究生になりたいという依頼のメールを読んでもらい、メールの順位付けを依頼し、作業後、読み手の評価の観点を問う質問紙調査を実施した。因子分析の結果、最終的に19項目が4因子（読み手への配慮、研究への理解・研究能力、日本語の正確さ、書き手の背景）に収束した。また、因子分析結果に基づき評価項目の得点を比較した結果、研究に対する理解や研究の内容を特に重視していることがわかった。この結果から、メールの表現面よりも内容面、とりわけ書き手の個人的な事情よりも研究動機や研究の目的の明確さが評価につながる場合が多いことがわかる。
Japanese
Books and other publications
Lectures, oral presentations, etc.
- 協同型作文教育支援システムTEachOtherSにおける活動管理機構の実現
山口昌也; 胡芸群
日本教育工学会2023年秋季全国大会
Sep. 2023 - オンラインツールを用いたピア・レスポンスに関する授業実践の動向
胡 芸群; 山口昌也
日本教育工学会2023年秋季全国大会
Sep. 2023 - 「基礎日本語」授業におけるブレンディッド教育の実践研究―初級日本語学習者を対象に―」
胡 芸群
2021年度日本語教育と日本学研究国際シンポジウム
Nov. 2021 - THE LEARNING TRANSFORMATION OF A CHINESE INTERNATIONAL STUDENT PARTICIPATING IN MULTIPLE COMMUNITIES: FOCUSING ON INSIDE AND OUTSIDE OF THE COLLEGE
HU Yiqun; TIAN Jiayue
The 24th Princeton Japanese Pedagogy Forum
13 May 2018 - 大学院における留学生のアカデミック活動への参加過程の分析—中国の日本語専攻卒業生の学習経験をもとに
胡芸群; 田佳月; 霍沁宇; 黄均鈞
NINJAL国際シンポジウム第10回日本語実用言語学国際会議
Jul. 2017 - 大学院における中国人留学生の研究に対する意識の変容―PAC分析による縦断的研究―
胡 芸群
第3回日本語教育学の理論と実践をつなぐ国際シンポジウム
Mar. 2017 - 大学院で学ぶ留学生の研究に対する考え方に関する一考察—PAC分析による事例研究—
胡 芸群
2015年度日本語教育学会秋季大会
Oct. 2015 - 大学院における「研究」に対する認識の変化—中国人留学生に対するPAC分析より—
胡 芸群
第七届漢日対比語言学研討会（第七回中日対照言語学シンポジウム）
Aug. 2015 - 日本語学校におけるノンネイティブ日本語教師の成長を問う—3名の中国人日本語教師への事例研究から—
黄 均鈞; 胡 芸群
2015年度日本語教育学会春季大会
May 2015 - メールに対する読み手の評価—読み手の属性による評価の観点の違い—
胡 芸群
2013年度日本語教育学会秋季大会
Oct. 2013
